家系ラーメン店のライス残しは経営状況に直結 同情の声も出ていますので記事で解説します。SNSでいま記事が話題となっており賛否両論起こっています。どのような問題が起こっているのかを記事でまとめて解説します。
家系ラーメン店とは
家系ラーメンは、神奈川県横浜市発祥のラーメンスタイルで、濃厚な豚骨醤油スープと、太いストレート麺が特徴です。横浜市の「吉村家」がそのルーツで、1974年に創業した吉村実氏がこのスタイルを生み出しました。「家系」という名称は、吉村家を源流とする系列店や、それにインスパイアされた店が「○○家」という店名を使うことが多いために広まったものです。
家系ラーメンの特徴
- スープ
家系ラーメンのスープは、豚骨と鶏ガラをベースに、醤油ダレを合わせて作られます。これにより、コクがありながらもしつこすぎないバランスの良い味わいが生まれます。スープの濃さを調整できるのが家系の特徴で、客の好みに応じて「濃いめ・薄め」を選べることが一般的です。 - 麺
太めでストレートな麺が使用され、モチモチとした食感がスープによく絡みます。麺の硬さも「硬め・普通・柔らかめ」から選べ、好みに応じたカスタマイズが可能です。 - トッピングと具材
家系ラーメンには、ほうれん草、海苔、チャーシュー、ネギなどが基本のトッピングとして提供されます。ほうれん草や海苔は濃厚なスープと相性が良く、さっぱりとした風味を与えます。さらに、卓上にはニンニクやゴマ、酢などの調味料が用意され、味の調整ができるのも魅力です。 - カスタマイズの自由
家系ラーメンでは、スープの味の濃さ、麺の硬さ、脂の量を自分好みにカスタマイズできるため、「自分だけの一杯」を楽しむことができます。
店の雰囲気と人気の理由
家系ラーメンの店舗は、カジュアルな雰囲気が多く、サラリーマンや学生に人気があります。多くの店舗で提供される「ライス無料」のサービスも魅力の一つです。ご飯にスープをかけたり、海苔で巻いて食べたりする楽しみ方が、家系ラーメンをさらに特徴的なものにしています。
ラーメン店が客の「ライス残し」に血眼で激怒
ラーメン店が客の「ライス残し」に血眼で激怒と言う記事が掲載されました。激怒するにはしっかりした理由もあります。
《今、米残して帰った女子2人見てたらdmください》 埼玉県三郷市にある横浜家系ラーメンの人気店「三郷家」が10月10日にXに投稿した、この鬼気迫るツイートが波乱を呼んでいる。
同店は続けて、《本当は店にベタベタベタベタ注意書を貼りたくないし》と前置きした上で、《無料ライスは終了かフォロワーサービスとします》と投稿。さらに《ちょいちょい勘違いしてる人が居るので言うとライスは自己申告にしました。その結果残す》と、ライスを残す客への怒りを吐露した。 この一連の投稿に対し、ネット上では〈サービスのライスを残すなんて、お店にも農家さんにも失礼だと思います〉〈客として最低限のマナーは守るべき〉〈店員さんに『すみません』と一言伝えていれば、こんなことにはならなかったのに〉と、店側を擁護する意見が次々と挙げられた。 だが一方で、擁護を上回る数で店側への批判も殺到する事態に。〈ライスを残したからってそこまで怒る必要あるか〉〈仮に連絡したら何されるか分からない。怖すぎる〉〈また上から目線のラーメン屋か〉〈SNSに客を晒すようなラーメン屋には絶対行きたくない〉など、その対応に苦言を呈する声が目立った。
引用：YAHOO
ライスのサービスが集客や売り上げにつながる
店主によると、ライスの有無で売り上げが雲泥の差になります。残されても納得できない状況だと言う声が上がっています。物価高もあり、ライス無料サービスは客が当然視するようになったことで苦境に立たされているのがお店の実態です。
有料化したくても実現できない
ラーメン店からすれば有料化したくても実現できないと言う声があります。無料サービスに頼らざるを得ないのが現状でこれを有料にすると競合のお店にも負けてしまうのです。店側は、有料化や適量提供の導入など、新たな方策を検討せざるを得ないでしょう。
無料が当たり前の精神
無料で提供されているライスを当たり前だと顧客側が思ってしまっている現状があります。サービスに感謝の気持ちを持つべきなのですが、なかなかできなくなっているのが日本人。これからの経営において客側からも理解と協力が必要だと考えられます。
みんなの反応
みんなの反応を最後に紹介します。
ラーメン屋を経営している者です。たしかに米の値上がりは驚くほどの金額です。でも残し方が例えば『全部残していた』のなら少し問題ですが、そうではないのなら、食べてみて残す方もいらっしゃると思うので、そのラーメンに付いているモノなら、食べるかどうかはお客様しだいだと考えます。残される事がキツいのでしたら、そういう値段設定にお店側がするべき。
引用：YAHOO
お店側が自由に設定したらいい話だと思いますけどね。 SNSで発信しようが何しようが自由だと思います。 それを受けてその店を利用するも自由、利用しないも自由。 チェーン店でなく個人経営でやるということは何物にも縛られない、ということ。 裏返しでリスクが付いて回る。そこのバランスを理解したうえでの発言なんだから消費者が好きに判断すればよいと思う。
引用：YAHOO
何というか、言いたいことはわかるんですけども、趣味でやってるんじゃなくて商売でやってるのに何を言ってるのかとも思います。 食材の高騰がとか残されたら処理費がとか、ライスを有料にしたら他店と比べて見劣りするとか、全部その通りではありますけども、それは経営の中で解決すべき問題かと。 解決できないということであれば、値付けなり立地なりブランディングなりの戦略が間違ってるか、何も間違ってないのであれば、そもそも一般的な条件下では商売として成り立たないものに参入しているってことだと思います。
引用：YAHOO
コメント