八月のシンデレラナインはつまらないのか?サービス終了になってしまいましたので記事で解説をします。株式会社Akatsukiが開発したシミュレーションゲームなのですが、どうにもうまくいっていないようで、サービスは縮小傾向にありました。
八月のシンデレラナインとは?
「八月のシンデレラナイン(Hachigatsu no Cinderella Nine)」は、Akatsuki Inc. が提供する野球をテーマにしたスマートフォン向け育成シミュレーションゲームであり、後にアニメ化もされました。女子高校野球を舞台に、選手たちが成長し、仲間と共に甲子園を目指す青春ストーリーが描かれています。「八月」のタイトルが示すように、夏の大会(甲子園)を象徴的な舞台として用いており、友情や努力、挫折を伴う熱いドラマが展開されます。通称ハチナイ。
ゲームの概要
- タイトル:八月のシンデレラナイン
- 提供:株式会社Akatsuki
- ジャンル:育成シミュレーション/青春スポーツゲーム
- リリース:2017年6月
- 対応機種:iOS / Android
- 公式略称:ハチナイ
このゲームでは、プレイヤーは女子高校野球部の監督となり、選手たちを指導しながらチームを成長させ、目標である甲子園出場を目指します。物語は、各キャラクターとの交流や日々の練習、試合を通じて進行します。
ストーリーのあらすじ
物語の舞台は、女子高校野球がまだ十分に認知されていない時代の日本。
主人公である監督(プレイヤー)は、野球に情熱を持つ女子生徒たちを集めて、ゼロから女子野球部を立ち上げます。彼女たちは、様々な困難に直面しながらも成長し、夏の大会を目指して奮闘します。友情と挫折が交差するドラマが展開され、それぞれのキャラクターの背景や葛藤が物語の中心となっています。
登場キャラクター
- 有原 翼(ありはら つばさ)
チームのエースで、野球に情熱を燃やす努力家。仲間を率いてチームをまとめるリーダー的存在です。 - 東雲 龍(しののめ りゅう)
クールな性格のピッチャー。独特な野球観を持ち、個人プレーを好む一面もありますが、次第にチームに心を開きます。 - 野崎 夕姫(のざき ゆうき)
大柄でパワフルなバッター。情に厚く、仲間思いな性格です。 - 河北 智恵(かわきた ちえ)
明るく天真爛漫な性格で、ムードメーカーとしてチームを盛り上げます。
これらのキャラクターたちの個別ストーリーも楽しめ、彼女たちの成長や絆の物語が細かく描かれます。
ゲームのシステム
- チーム編成と育成
プレイヤーは選手たちを育成し、ポジションに合わせた戦略を練ります。キャラクターにはレアリティが設定されており、育成を進めることで能力を強化できます。 - 試合モード
自動進行する試合の結果は、選手たちの能力やチーム編成に依存します。選手たちの絆が強いほど、試合でのパフォーマンスが向上します。 - イベント
季節ごとの特別イベントが開催され、新しいシナリオやキャラクターカードが入手できる機会も提供されます。
サービス終了へ、一体なぜなのか?
サービス終了へ、一体なぜなのか?をここから説明します。Xで発表があり、2024年12月17日(火曜日)をもってサービス終了となってしまいました。公式でも発表があります。
新規ユーザーの確保に失敗
ハチナイには、新規勢を取り入れようとする姿勢が残念ながら見て取れませんでした。というのも、新規ユーザーの新規開拓を積極的にやっているような様子がなく、むしろ既存の顧客を重視しているようなサービスの展開をしていました。
9月にはサービス縮小を発表
9月にはサービス縮小を発表していました。実はコアユーザーはこの時点でサービス終了の動きを察していました。いまは野球アプリも出てきており競合のゲームが強くなっているため、ユーザーを引き止めることが難しくなっていたことが明白です。競争に敗れてしまったと言うことになるでしょう。
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